犬とこどもの暮らし、小さな暮らし

40㎡1LDKの小さな家でのシンプル暮らしを綴ります。犬と子どもとの初めての育児に奮闘中

子育てしているからこそ

歩くのにも慣れ、自分のしたい!欲が出てきた頃から、毎日が本当にあっという間です。
階段も、いつの間にかスムーズに上り下りできるようになっていました。

宝物のような時間。
自分の人生の中で、ほんの一瞬のことなんだと思うだけで、最近はなんだか泣けてきます。

昔は、特に結婚願望だったり子どもを持つことにこだわりはありませんでしたが、今は思う、
子育てができて本当に嬉しい
と。

自分の思うようにならないし、日々達成感はないし、体力もしんどくて泣きそうな日ばかりですが、我が子を見て、昔の自分を見て、当時の親…育児はほぼ母親でしたから母の気持ち、不安だったんだろうな、我慢をたくさんしたんだろうな、そんなことを知ることができました。

一時期は、過保護な母から逃げ出して一人暮らしをしたこともありました。
でも今ならわかります。

ちゃんとした娘にしなければ
世間に後ろ指指されない、自慢の娘に育てなければ

そんな責任感があっての、育児だったからなのだと。

私は、魔の2歳児といわれるイヤイヤ期や、小学・中学頃の反抗期はなかったようで、母に物申したのは高校3年生の大学受験の時だけだったみたいです。今まで溜まっていた分反発も大きく、言葉でキツイ一発をおみまいし、母を泣かせました。

親の期待に添えない、自分はダメな娘なんだという恐怖、自己肯定感の低さ…なんか諸々の気持ちがあったような気がしましたが、今、こうして育児をしていく上で母とお話しする中で、同じような気持ちや行動を、母も母に(私にとっての祖母)していたことがわかりました。

あぁ、同じだったんだ。
当時の母の気持ちがストーンとわかった気がしました。

同じことを繰り返さないように、祖母からされて嫌だったことを(むしろ放任されすぎて寂しかった反動からの過保護)しないようにしてくれたんだ、だから母はこうしたんだね。と。

子育てがなかったら、おそらくわからなかった気持ち。そもそも母とこんなに腹を割って話さなかったかもしれません。

とてもありがたい機会を得られました。

それ以外でも、やわらかな寝顔や甘い匂い、小さな指、頬ずりしたくなるような肌に癒され、子どもはなんてすてきな存在なんだろうと思うことばかり。

ありがとう、と、また明日もたくさん伝えていきます。

生まれてきてくれて、ありがとう。

本当に、本当にあとちょっとなんだね。
他の人に抱っこされたくないと、私の首にしがみつくあなたは。
すぐに1人で歩いて行ってしまうのは。
あと少し。
まだ、甘えてていいんだよ。

毎日ありがとう。