読書の春
- 作者: 田中佳
- 出版社/メーカー: メタモル出版
- 発売日: 2010/05/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子どもができてから、より食べ物や健康に意識が向くようになりました。
こちら「健康自立力」、副題に「発想の転換で元気に長生き」とあります。
病院や薬に頼らずに生きること。
そして病気にならない身体をつくること。
そのために必要なのが健康自立力なのです。
病を治すのは薬ではなく自己治癒力
風邪をひいた時の諸症状である、発熱や咳は何故起こるのか?風邪をひく→薬で解熱したり咳止めをするとどうなるか?という箇所は、とても共感できる内容でした。
発熱は、身体全体で熱でウイルスをやっつけようとするため。咳は、身体に侵入してきたウイルスを外に出そうとするため。
むやみに薬に頼らず、自分で戦おうとする方がきちんと治せる、そうです。
私自身(代わりがきく仕事だったおかげでもあります)、風邪くらいなら薬は飲まず、ひたすら水分を摂って寝ていましたが、確かに自然に治っていました。
薬には、必ず副作用が付いてきます。
今後、子どもの具合が悪く病院へ行くこともあるでしょう。その時処方される薬を飲ませるのは仕方ないと思いますが、忘れてはいけないのは「治療するのは薬ではなく、自身の治癒力だ」ということ。
そして、そもそも「病気になって薬を飲むようにならないためにも、毎日の健康への意識をしっかり持つことが大事だ」ということです。
行き着く先は食べること
やっぱり食べること、これが大事なんですね。
現代は様々なものが食材に添加されてしまっているので、意識的に選ばないと知らないうちに変なものを摂ってしまいます。
無知だから、では済みません。
特に、親になったからには、子どもに変なものをうっかり食べさせていた…なんてことは避けたい。
先日から、パン食をやめて乳製品を控え始めましたが、実はわりと苦もなく続けられています。食費が浮いたので、これからは調味料の質改善に使ってみようと思います。
頻繁に使うもの、
- 塩
- 味噌
- 醤油
- 酢
- 油
これらから変えていこうかなと思います。
質を改善って何をするかと言いますと、高級志向ではなくて、原材料をシンプルにしてみるということです。
酢と醤油については、すでに今使っているものの原材料が、米とか米麹とかだけでしたので、特に変えず。
味噌はうっかりだし入りを買っていて、裏のラベルを見るといろんなものがギッシリ記載されていました。
赤や白、合わせやこうじの好みは特にない夫婦なので(オットに感謝!)、次回からシンプル原材料のものにしてみます。
本書では、ミネラル豊富な塩に限り減塩は必要ないと書かれていました(卵や牛乳も控えろとは書いていなくてビックリ)。確か今の塩は精製塩だった気がするので、次回から岩塩とか選んでみます。
学生時代は値段しか見ていませんでしたが、ようやく落ち着いて食べ物と向き合えるようになってきたように感じます。
子どもの食育
まだ先の話ですが…。離乳食が始まると、一回の食事にすごい時間がかかると思います。子どもはマイペースにゆっくり食べるだろうし、食べさせる私も初心者でてんてこまいしそう。授乳期の今のように、両乳30分で終了〜なんていかなそうです。
つまり、勉強するなら今しかない!
子どもには、ハンバーガーやジュース、カップ麺etc...を摂らせたくありません。どのみち親離れしたら食べちゃうんでしょうけど、小さいうちくらいは味覚を薄味・出汁の味が当たり前にしておきたいものです。
希望としては、名門校に入ってもらうよりもごはんを大事に食べる、そんな人になってほしい。
おいしいごはん、毎日、コツコツと…
いろんなことを考えさせられた一冊に出会えました。感謝です。