毎日の習慣がやっとできるように
日々生きていく中で、人はそれぞれ物事に優先順位を付けて行動すると思います。
私の場合は、仕事をしている時はそれが何よりも最優先でした。会社に全てを捧げていましたので、朝ごはんはおろか晩ごはんも日々の家事も、プライベートは全部後回し。朝から深夜まで本当にずっと働いていました(の割には残業代が出なかったので生活は貧弱でした…)。その会社は結婚を機に退職、新転地ではパートとして働くことになったので、勤務時間はぐっと減りました。前より時間ができたので多少生活にゆとりができたものの、ズボラで不器用でしたので、習慣を作ろうなんて考えもしませんでした。
習慣作りがプレッシャーに
一人暮らしの仕事人間だった頃、お弁当を毎日作り朝ごはんもしっかり食べようとするなど、全ての行動=タスクと感じてしまい体調不良になったことがありました。
唇にリップを塗る、爪を切る、そんな小さなことまでタスク→やらなくちゃいけないことだと思い込み自分を締めつけていました。
好きなこと嫌いなことを知る
ただ、洗濯と掃除は苦しいときでもやれていて、今思うと好きなことだったからやれていたんだと思います。
一方「ごはん作り」は違いました。
今まで生きてきて気が付いたのは、実は食べるのは好きでも作るのはあまり好きじゃないこと。作るより食べたあとの片付けの方が好きなこと。
それがわかった頃(結婚後になります)タスクと感じないように、簡単に作れる温めるだけ商品や味がすでについたものをよく買うようになりました。
いきなり高みを目指すと失敗します
嫌い、苦手なことを習慣づけようとすると何かが壊れます。私は体調が崩れました。習慣は、やれそうだなと思ったことを少しずつやっていくと成功していくように感じます。そして好きなことから始めること。
あとは完璧を目指さない。
できない日が1日、数日続いても気にしない。次やればいいのですから。
そんな 物事のタスク化による体調不良を恐れて習慣を作らないようにしていた私が、また習慣を作ろうと思ったきっかけはこの記事を読んでから。
このフライレディさんや彼女をご紹介している筆子さんは海外に住んでいる方ですので、多少日本の暮らしと合わない習慣もありました。
この記事では、1ヶ月にひとつの習慣をやっていき、1年かけて12個の習慣をやれるようにするという、なんとも気長な習慣づくりが書かれています。
私が挫折したのは、毎日 白湯を飲み、ヨガをして、散歩もして、自炊して、掃除機をかける…などなど、あれもこれもいっぺんに始めようとしたからだと思います。そしてできない自分を責めていました。
最初の習慣
妊婦になり、勤務時間はさらに減り、時間に余裕がかなり出てきたので、まず始めたのが「朝1番にトイレに行き、水を飲む」ことでした。白湯でも常温の水でも何でもいい、飲もう。
最初の1ヶ月、やってみて続けられたのがとても嬉しかったのを覚えています。
また1ヶ月、習慣を増やしました
朝の習慣がうまくいったので、次に筆子さんの先の記事にあった「シンクを磨く」ことを習慣にしてみました。
シンクを磨くには洗い物をリセットしなくてはなりません。掃除は自分の好きなことです。本当は夜にシンクがキレイな状態で寝たいのですが、体調によって洗えなかったりする日もあるので、そんなときは朝洗い、そのあとシンクを磨きました。
まず2つの習慣で2ヶ月目が終わる頃には、次やりたい習慣が出てきました。習慣を続けるための習慣です。
現在の習慣
妊娠期間にひとつずつ増やしていった習慣、今はこのようになっています。
朝の習慣
- トイレに行き体重を測る→体重をカレンダーに書き込む
- 水を飲む
- 服を寝巻きから着替える
- 空調を整える(今は暖房を入れる)
- 洗い終わった食器を片付ける
- 部屋をひと回りフローリングワイパーでホコリを取る
- 朝ご飯を作る
昼
- 昼と夜の献立を考える
- 洗濯、掃除機
- 17時までに犬の散歩
夜
- 8時までに晩ごはんを食べ終える
- 翌日の朝の献立を考える
- 洗濯物をたたむ
- 食器を洗い、シンクを磨く
- 寝る前に部屋をリセットする
その他
- 水分を700ml以上は摂る
- 果物をたくさん食べる
- 化粧水、美容液で手入れをする
- 歯磨きを10分以上かける
細かなことまで入れるとかなりの量ですね。でも、毎日やっていることを書いただけですので、これらは習慣として続いていることです。
もう臨月というこの時期になってようやく習慣づけることができました。
今後 育児が始まったらガラガラと崩れること間違いないですが(笑)できなくてもまぁいっか、と言える余裕を持てたらいいなと思います。
自分流の習慣が作れると毎日がステキな達成感で溢れます。やりたいことをやり終える喜び!短気な私にはぴったりです。
暮らしとともに内容はどんどん更新されていくと思いますが、育児中にはその時の習慣を楽しんでやっていきたいです。