犬とこどもの暮らし、小さな暮らし

40㎡1LDKの小さな家でのシンプル暮らしを綴ります。犬と子どもとの初めての育児に奮闘中

怒鳴る

1歳2ヶ月頃が一番しんどかったように思う。

歩き出して、はじめてのことばかりで、世界が全部まぶしく見える子どもには、家の中はどんな風に映っていたのだろう。

掃除が行き届いていないところばかりを狙って、触って舐めていく。

犬に舐められたら、相変わらず顔に湿疹ができてしまうというのに。

監視の日々だった。

辛かった。

今は、2歳1ヶ月くらい。

言葉はだいぶ伝わってきた。

私の表情も見てくれている。

犬は歳をとり、日々寝ることが多くなった。

子どもが乗ったり、鼻をつかもうとして犬が子どもを避けるようになった。立場が逆転した。

いっぱい、いっぱい、学んでほしいから、前よりは大目に見ているつもりだけど、それでもどうしてか、毎日怒鳴ってしまう。

子どもが萎縮するほど、怒鳴ってしまう。

こんなのいやだ。

もうやめたって、叫んで、家事を放棄して、子どもを置いて外に飛び出した。

大泣きしていた。声が外まで聞こえた。

あなたが悪いんじゃない、私の心が狭いから、怒鳴っちゃうから、怒鳴らないように、外に出たんだよ。

戻ってから、思った通りに言ってみた。

子どもは黙って聞いていた。

聞いていた?それは実はわからない。

意味、わかったのかな?それとも、いつものように聞いているふりなのかな?

何度も何度も繰り返し言って、ゆっくり言ったり、目を見て言ったりして、それでもまた同じことやられるとさ、

言葉のシャワーを浴びせなさい

とかって、言うけどさ

この子は聞いてなかった(くらい自分の好きなことに集中しちゃう)んじゃないかな。お母さん、ずっと話しかけてたのは、意味があったのかな。

疲れた。

同じことをされるたびに、
今までの2年間、無意味だったんじゃないかと
伝え方が悪かったからなんじゃないかと
まだ私が我慢しなきゃいけないのかと
途方にくれて、
黒いかたまりが、どんどん大きくなる

そして、バーンと破裂する

また、怒鳴ってしまった。

1歳も2歳も
ずっと、しんどいや。