授乳に疲れた時に読みたい本
妊娠中から読んでいる本を一冊ご紹介します。
赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫)
- 作者: 産経新聞「新赤ちゃん学」取材班
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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けっこう古い2003年くらいに出版された本なので、情報がまた変わっているかもしれません…。
赤ちゃんに対する「テレビ」の効果だとか、「早期教育」についてだとか、「母乳」についてだとか、研究による赤ちゃんの解析がみっちりと書かれた読み応えのある一冊です。
私は出産後、改めて「母乳」の章を読みました。
完全母乳育児(通称 完母)で育てたいなと思うお母さんは多いと思います。私も母乳が出始めてきた当初は、これは完母でいけるかも?と思っていました。でも、現実はミルクも結構使っていて、混合育児でやっています。
ミルクのメリット・デメリット
メリット
- 与えた量を把握できる
- すぐ作れる、飲み終わるのも早い
- 体力的に楽
- 食事に気を使わなくても良い
デメリット
- 哺乳瓶の消毒
- 粉ミルク代がかさむ
病院で飲ませていた森永のe赤ちゃんを使用しています。今のところ子どもも嫌がらずに飲んでくれるので、しばらくはこちらで行く予定。
エコらくポットがとても気になります。400gずつ封を開けて使うので、衛生的だしゴミも少量で済みます。
森永 エコらくパック はじめてセット E赤ちゃん 800g (400g×2袋)
- 出版社/メーカー: 森永乳業
- メディア: 食品&飲料
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母乳のメリット・デメリット
メリット
- 欲しがる時にすぐあげられる
- 片手が空く
- 経済的
デメリット
- 食事に気を使う
- 体力が消耗する
- 肩こり、胸の張り、乳頭の痛み
- 体勢やくわえ方が難しい
- 時間がかかる
- 疲れたり寝れないと出なくなる
- 頻度が高い
母乳の場合、片手が空くので飲み物を飲みながら授乳、タイマーをセットしながら授乳、などができます。
ただ、油断して赤ちゃんにとって苦しい体勢になってしまうと、全身で拒否されものすごく泣きます(お腹は空いてるので泣き止まない)。
授乳にかかる時間も、片胸15分…両方で30分、抱っこの調整や途中で子どもが寝たりとで、あっという間に1時間は経ってしまいます。
ミルクか母乳か…。
どちらが良い・悪いという訳ではなく、都度無理のない範囲で選択しています。
大事なのは愛情を持って接する時間
著書では、母乳は誰でも出る、と言い切っています。本当かい?とその点は信じがたいのですが…(お乳の形やサイズによっては必ず出るとは限らないのでは…?)、産後すぐに働かなくてはならない状況だとかで、母乳ではなくミルク育児になる方もいらっしゃるかと思います。
ミルクだろうが母乳だろうが、とにかく大事なのことは、授乳の時間は愛情を注ぐ時間だということ。
目と目を見つめ合って、元気に飲んでいるな、むせてないかな、飲めているかな、寒くないかな、、、赤ちゃんと向き合える大事なひととき。
この本は、日々追われてないがしろにしてしまう、でもとっても大切なことを思い出させてくれます。
ついつい「また授乳…あー、もう疲れた!」とモチベーションが下がってしまうのですが、そんな時この本の「母乳」の章を読むと、また頑張らなくちゃと思えるようになりました。
難しい内容の章もありますが、読んでみてはいかがでしょうか。